Tea  「MURA」 (残念ながら閉店)

「MURA」は自由が丘から自由通りを目黒通りに向かって上がっていったところにある壁を謎の植物で覆われた

奇妙なお店です。店に入れば入ったでインド音楽が流れ、妙に湿度の高い、それでいて大変落ち着く空気が

充満した空間です。トイレのライトが真っ赤というのも妙。こう書くととんでもないところのように聞こえますが、

一度行ったら絶対病みつきになり、安らぎを求めて通ってしまうお店です。

このお店は私の友人の紹介なのですが、一度師匠をお連れしたところ大変気に入られたので、このコーナーで

取り上げることにしました。「MURA」は紅茶の専門店です。フレバーティー、ブレンドティー、ストレートティー、

チャイなど、あらゆる紅茶が用意されています。師匠は果実系のフレバーティーを飲まれた記憶がありますが、

オトコの私は「イスタンブールのストロング」です。これはかなりキツい紅茶で、慣らすために三回に分けて

だんだん濃い紅茶が出てきます。師匠が物珍しそうにみてたら、マスターが特別に一杯おごってくれました。

美人は得です。また師匠には食していただくことができなくて残念だったのですが、この店のカレーは

私がもっとも愛するカレーです。辛さ、香り、複雑で鮮烈な味、ライス、すべてが高度なバランスで

調和成立しています。量も相当あるのでその点でも満足できます。絶対にお勧めです。

「MURA」は心を静かにさせるため、ひとりで、恋人と、そして友人と行くのに適した空間です。

店内ではあまり会話は必要ないかもしれません。ただお互いの距離が縮まる不思議な効果のある店です。