自分の人生においての最大のターニングポイントは、小学校から中学校の間にあります。
中学受験で、慶応中等部に入学できたものですから、以降は大学まで受験なしの学生時代を送れたのがラッキーでした。
勉強は得手不得手がはっきりしてましたが、まあまあできたので、余った力は趣味に注ぎました。(ちなみに女子にはまったくモテませんでした(^^ゞ )
中でも、お年玉でカセットテープレコーダーを買ってからは、音のとりこになりました。もちろん、天地真理とか歌謡曲・音楽も好きだったんですが、録音とか機械いじりに興味が行きました。
それからは、ラジオ、ラジカセ、オーディオと、当時のマニアが突き進む道を順当に登っていきましたね(笑)
中学3年のときに、「効果録音愛好会(ERHG)」なる学校非公認の仲間内のグループを結成。以来、現在に至るまで、彼らと交流があるし、私自身は、音の道を突き進みます。
ERHGは、まあ一種の放送部みたいな活動をするんですけど、とても創造的な集団で、小説やシナリオも書くし、マンガ描く奴もいたし、私はひたすらテープレコーダー持って、友人宅を訪問して、音録りをしてました。
高校時代は英語と数学が特に苦手だったので、理科が大好きだったのに、理工系は挫折。大学は経済学部に行きました。でも、経済は大嫌いだったので、ほとんど経済の授業は出てません。まあ、特に夢もなかったので、就職に有利、くらいの理由で学部を決めてました(^^ゞ
ただ、大学3,4年はホントに勉強しました。入ったゼミが計量地理学という分野で、これがけっこう性に合ってました。今も切磋琢磨しあうオーディオ仲間と出会ったのも、このゼミです。
また、パソコンに触れたのもこのゼミのおかげでしたし、バイトして買った、PC-8001をシンセサイザーとつなぎたい、なんて野望を持って、音とPCにのめりこんでましたね。
今では当たり前になりましたが、卒論でパソコンを使ったり、プレゼンにパソコンを使うなんて芸当は当時はまだほとんど行われてませんでしたが、我々の卒論チームは先駆けてそれらをやってました。
やっぱり、この慶応時代で身につけたもの&交友関係が今も自分を支えてると思います。ありがたいことです。
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音の探求に没頭の学生時代 |